今回はウェブアンケートにて総勢8,487名に調査した<引退レースが泣けた歴代「競走馬」ランキング>を発表します。これまでいくつものドラマを紡ぎだしてきた競走馬の引退レース!なぜラストランはこんなに感動を呼ぶのでしょうか。アイドルホースの脚本があるかのような有終の美、帝王のミラクルV、お祭り騒ぎになったあの一日…。あなたが泣けた競走馬の引退レースはどれですか?
さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位オグリキャップ(G1・有馬記念) (2,042票)
- 2位ディープインパクト(G1・有馬記念) (1,360票)
- 3位トウカイテイオー(G1・有馬記念) (590票)
- 4位キタサンブラック(G1・有馬記念) (331票)
- 5位アーモンドアイ(G1・ジャパンカップ) (300票)
- 6位オルフェーヴル(G1・有馬記念) (250票)
- 7位サクラバクシンオー(G1・スプリンターズステークス) (227票)
- 8位コントレイル(G1・ジャパンカップ) (209票)
- 9位コパノリッキー(G1・東京大賞典) (207票)
- 10位ステイゴールド(G1・香港ヴァーズ) (196票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<引退レースが泣けた歴代「競走馬」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,487名/調査日:2023年12月24日
第1位:オグリキャップ(G1・有馬記念)(2,042票)
画像はX(@SportsHochi)から引用 《拡大》
- もう終わりっていわれていたけど武騎手が有終の美を演出してくれて最高だった。1990年の有馬記念
- リアルタイムで見ていた人は、間違いなくこのレースをあげるでしょう
- 引退の時は寂しかった
漫画を超える奇跡のストーリー!1位はオグリキャップ(G1・有馬記念)!
漫画を超えるような奇跡的なストーリーを見せてくれたのが、オグリキャップの引退レースです。競馬ブームを巻き起こしたオグリキャップも1990年になると衰えがささやかれ始め、迎えた有馬記念。鞍上の武豊騎手は「1周目のスタンド前を通過する時は、左側から圧されるような感じを受けるほどの大歓声がスタンドから上がりました」と語るほどでした。絶叫交じりの声援に後押しされ1着でゴール!パーフェクトで感動的なレースは、今も語りつがれています。
第2位:ディープインパクト(G1・有馬記念)(1,360票)
画像はX(@TURF_DATA_)から引用 《拡大》
- 現地で見て感動した
- 間違いなく翔んだレースだったから
- いつまでも忘れないよ、ディープインパクト!
日本競馬界の至宝、最後の衝撃!2位はディープインパクト(G1・有馬記念)!
単勝1.2倍の圧倒的支持を受けラストランに臨んだ究極のサラブレッド。課されたラストミッションは、絶対王者の走りを見せることでした。前年2着に敗れた雪辱を果たすべく2006年の有馬記念に出走したディープインパクトは、いつも通りの後方待機から残り200メートルで先頭に立つと最後の「飛び」を披露します。スタンドの「ありがとう」の大声援の中、有終のゴールを駆け抜けました!
第3位:トウカイテイオー(G1・有馬記念)(590票)
画像はX(@keibabookshop)から引用 《拡大》
- 思い出がいっぱいある
- 一番好きな馬です
- ラストランでの復活V、感動した
ドラマチックな感動のレース!3位はトウカイテイオー(G1・有馬記念)!
長期ブランクを克服しラストランを飾ったトウカイテイオー。競馬史にも例を見ない364日ぶりの出走でGI制覇という奇跡が起きました!1993年の有馬記念はGI馬8頭が出走。豪華メンバーを相手に「帝王」は中団から徐々に進出すると、直線でビワハヤヒデとのマッチレースになります。最後は大観衆の声援に後押しされ1着ゴール。信じられないドラマに中山競馬場は感動に包まれ、鞍上の田原成貴騎手の目にも光るものがありました。
第4位:キタサンブラック(G1・有馬記念)(331票)
画像はX(@asahi_photo)から引用 《拡大》
4位はキタサンブラック(G1・有馬記念)!
- 伝説だからです
- 引退が惜しいほどすごく良い馬だった
- 良い走りで感動したし、サブちゃんの歌もよかった
レース前からレース中、そしてレース後までスターホース一色だったのが2017年クリスマスイブの有馬記念。まさに「キタサン劇場」でした!圧倒的1番人気に押されたキタサンブラックはレースを支配すると楽々逃げ切り。「最後の祭り」を勝利で飾り、大観衆も酔いしれました。レース後はキタサンブラックのために作られた曲「ありがとう キタサンブラック」をオーナーで歌手の北島三郎さんが披露。最後は「まつり」をファンと大合唱し、大団円を迎えました。
第5位:アーモンドアイ(G1・ジャパンカップ)(300票)
画像はX(@JRAVAN_info)から引用 《拡大》
5位はアーモンドアイ(G1・ジャパンカップ)!
- どのレースも忘れられないのですが、やはり直近のアーモンドアイの強さには酔いましたね
- とにかく凄かったから
- かわいかった。大好き
世界の競馬ファンを驚嘆させる走りを披露してきたアーモンドアイ。引退レースとなった2020年のジャパンカップでも、おとぎ話のような走りで「世紀の一戦」を制しました。コントレイル、デアリングタクトが参戦し史上初となる三冠馬3頭が揃ったレースは、残り150メートルでアーモンドアイが先頭に立ちライバルを封じ込め1着ゴール。名牝がG1で9勝目を挙げ引退に花を添えました!
第6位:オルフェーヴル(G1・有馬記念)(250票)
画像はX(@JRAFUN_Official)から引用 《拡大》
6位はオルフェーヴル(G1・有馬記念)!
- 印象に残る馬だった
- 別格だった
- 素晴らしいステイゴールド産駒
型破りな名馬のラストランは衝撃的でした。2013年の有馬記念に臨んだオルフェーヴル。4コーナーを回ったところでトップに立つと後続を引き離し2着に8馬身差をつけゴール板を駆け抜けます。歴代三冠馬とは一線を画す個性派の名馬は、最後までファンに強烈な印象を残しました!
第7位:サクラバクシンオー(G1・スプリンターズステークス)(227票)
画像はX(@JRAVAN_info)から引用 《拡大》
7位はサクラバクシンオー(G1・スプリンターズステークス)!
- 最後まで1400m以下のレースは、無敵だった
- なつかしい!
- 思い出すと胸が熱くなりますね
1200メートルは芝、ダートを問わず8戦7勝と無類の「驀進」を見せたサクラバクシンオー。日本を代表する名スプリンターです。引退レースの1994年のスプリンターズステークスでは、この年から国際競走となり参戦した外国馬3頭を相手にせず!当時の日本レコードでラストランを飾りました。
第8位:コントレイル(G1・ジャパンカップ)(209票)
画像はX(@JRA_WorldRacing)から引用 《拡大》
8位はコントレイル(G1・ジャパンカップ)!
- 強かったよね
- 父・ディープインパクトの強さをしっかり受け継いだ
- 走りが気持ちよかった
JRA史上3頭目の無敗の3歳クラシック三冠馬となったコントレイル。ラストランも馬名を意味するきれいな「飛行機雲」を描き切りました。1番人気で臨んだ2021年のジャパン・カップ。最後の直線で豪快に末脚を伸ばし、2着に2馬身差をつけ1着ゴール。有終の美を飾り感動に包まれました。
第9位:コパノリッキー(G1・東京大賞典)(207票)
画像はX(@tck_keiba)から引用 《拡大》
9位はコパノリッキー(G1・東京大賞典)!
- 引退レースでも記録をつくった
- ひたむきで可愛かった!
- 強かったダート王!
ダート路線をけん引したコパノリッキー。歴史的名馬がラストランで金字塔を打ち立てました。ライバルのホッコータルマエに並ぶG1、Jpn1合計10勝をマークして迎えた引退レース、2017年の「東京大賞典」。後続の追い上げを振り切り、歴代単独トップとなる11勝目をマークしました。
第10位:ステイゴールド(G1・香港ヴァーズ)(196票)
画像はX(@JRAVAN_info)から引用 《拡大》
10位はステイゴールド(G1・香港ヴァーズ)!
- やっとG1を勝って、しかも海外というすごさ。ドラマチックだった
- 黒い毛並みで、顔立ちは目が優しく筋肉がしっかりしていて小柄。好かれて注目馬になりましたね
- 愛すべきシルバーコレクターで、本当に面白くて可愛い馬でした。忘れられないし、今でも一番好きです
悲願のG1タイトルを海外で、しかもラストランで獲得したステイゴールド。ファンの心にいつまでも残る名馬です。5歳までは2、3着が多い「善戦マン」として人気を獲得し、6歳になって重賞を制します。迎えた2001年の「香港ヴァーズ」、20回目のG1挑戦で初勝利を飾る有終の美は見事でした!
引退レースが泣けた歴代「競走馬」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)8,487名が選んだ<引退レースが泣けた歴代「競走馬」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,487名
調査日:2023年12月24日